《できないできないとはいっても、日本人は実は、みんな英語ができる》
改めて強調しておきますが、海外旅行の共通語は英語です。
東欧でも、フランス語圏西アフリカでも、スペイン語圏の中南米でも、英語の通用範囲はどんどん広がっています。
日本人に英語力がないことは、これは、米国の大学入学の目安に使われるTOEFLの点数を他の国と比較することで、はっきりと証明されています。
しかし、海外旅行という面でいえば、別に仮定法や分詞構文が理解できなくても、関係代名詞が使えなくても、まったく問題ありません。
海外旅行では、単純な英語ほど利用価値が高いのです。
というのは、難しい単語や構文を使っても相手が理解してくれないから(笑)。
日本人が「英語が出来ない」という場合は、こういう難しい英語の長文読解が出来ないという場合が多いです。
また、欧米人の英語が聞き取れないこともよくあります。
しかし、文法的に複雑な受験英語みたいなものをしゃべる人は、旅先には存在しません。
また、旅先では話す内容が想像できますし、単語だけで十分に通じます。
日本人は、いくら英語がわからないと遠慮をしたところで、英語の辞書が引けますし、基本的な文法もわかっている。
つまり、本気で何か言おうとすれば、英語で言える(または、書いて示せる)わけです。
自分の伝えたいことを、英語でしゃべれたり書けたりできる場合、これは、英語ができないとは言えません。
ほとんどの日本人は、だから、英語はできるわけです。
確かに、英語の聞き取りは苦手かもしれませんが、別に、他人の言うことなんか、聞く必要はありません。
他人の言うことなんか、日本語でも、聞いてはいないんですから(笑)。
というわけで、「日本人はみんな英語ができる」これが真実なんですよね。