『ちょっと気になる単語や文章を「5×3カード」に書いて、日本語を英語にする』
情報カード 5×3 無地 C-531 コレクト
僕の机の片隅には、常に「5×3カード」がある。
これも普通のものではダメで、「コレクト情報カードC−531」がいい。

このカードは厚みがあって丈夫だから、おそらく一生持つ。
これはメモにも使えるし、本のしおりにも使えるので、いろいろと使えます。

昔、本気で英語を勉強していた時は、カードを5千枚程度作ったことがある。
これはもちろん、すでに英検一級を取ったあとで、さらに難しい単語を拾ったという意味だよ。
フランス語を勉強していた時は、3千枚程度作った。
フランス語は、会話から始めたから、ほとんどの会話はフランス語で出来るようになった。
今は、特に意識をしてカードを作っているわけではない。
ただ、英語の本を読んだり、英語のニュースを聞いたりしているとき、ちょっと気になる単語や表現が出てきたら、カードに書く。

単語だけではなくて、その単語が含まれている英語の文章全体を書き写す。
次に、英語の文章を書いた裏側に、その文章の日本語訳を書く。

英語を覚えるとは、文章が作れるかどうかが、ポイントだ。
だから、どんな単語でも、文章の中に入れて、覚えることが大事。

短いイディオムや、構文などは、丸暗記しなければならない部分もある。
でもある程度の英語力がついたあとは、暗記するのではなくて、日本語から英語の文章を作るようにする。

そのためには、日本語は、英語を作りやすいように、並べ替えてもいい。
また、英語で複数の表現が考えられる時は、どれを使うかわかるようにヒントを書いておく。
【NHKの英語ニュースから拾った英語の文章】 【それをわかりやすく書いた日本語】
そうして、日本語を見て、英語の文章を作る。
何か引っかかったら、その間違いをしないように、日本語の部分に書き込みをする。

英語なんかは、文章を暗記しても意味がない。
実際、暗記した文章をそのまま使う機会はほとんどないだろう。

大切なのは、英語の文章を自分で作ること。
だから、丸暗記をしてはダメなんだよ。

でも、日本人はがんばりすぎて、英語の文章を考えないで、そのまんま丸暗記してしまう。
だから、自分の文章が作れなくて、話すことがつまらないんだよ。
http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20090519