知的な英国式英語を、日本で学び、ケンブリッジ英検特級(CPE)を取る方法。
インターネットの某掲示板に、英国のボーンマスで英語を勉強してきた人が、日本で英国式英語を学ぶ方法の質問があった。
世界旅行者みどりのくつした(みどくつさん/みど先生)は、もちろん、英国式英語が出来る証明の最高峰、「ケンブリッジ大学英語検定試験特級(CPE:Certificate of Proficiency in English)」を持っている。

しかもこれは1987年の話だ。
最近はケンブリッジ英検も試験が簡単になり、試験時間も短くなっているとか。

でも逆に、1987年にロンドンでCPEを取った世界旅行者先生のすごさが、かえって際立つわけだよ(笑)♪

ケンブリッジ英検特級(CPE)への道@インターナショナルハウス/グリーンパーク/ロンドン/英国


そこでとても適切な回答をした。
それは他の人の役にも立つと思うので、こちらに紹介しています。


イギリスの英語は知的ですよね♪
米国の英語は下品です(涙)。

ケンブリッジ英検も、非常に知的な試験で、スピーチでは、試験官の前で、2人または3人で英語で議論しなければなりません。

その議論に使う言葉も、できるだけ難しい単語と難しい文法構成で、話すことが点を取るポイントです。

米国式の英語をいくらしゃべっても点は取れません。
またエッセイが大変でしたよね。

5つのテーマから2つを選んで、それぞれにA4の紙二枚程度のエッセイをその場で書きます。
これだけで2時間。

もちろんこのエッセイも、起承転結をつけて、難しい文章構成を使い、中身も冗談を入れて、知的なエッセイです。

僕はケンブリッジ英検を受ける前から、英検一級は持ってましたが、英国式の試験に慣れるのが大変でした。

なにしろ回答が一つと決まってませんからね。
僕は米国式の回答を選択する試験では、語法、文法は満点が簡単に取れます。

ところが、ケンブリッジでは満点が取れなかったです。
それどころか、最初は60点くらいでしたよ。

ですから、知的に非常な刺激になりました。
英国式の試験に憧れるのはわかりますよ。

米国式の試験なんて、誰でも点を取れますからね。
ケンブリッジのCPEなんかになると、ネイティブの英国人が受けても通りません。
それは馬鹿はいくら勉強しても合格しない試験だからです。

ですから僕は、ケンブリッジのCPEを持ってることが、英語を少しやったものとしての、非常な誇りです。

CPEの合格証書の写真はこちら

日本にいたら自然と米国式の英語になってしまいます。
日本人にとっては英国式のRP(Received Pronunciation)の方がいいですね。

英国式にやるとすれば、BBCのサイトで英語ニュースを読み、BBCのニュースを聞くことを習慣にするしかないでしょうね。

最終的にはまた英国へ戻ることも考えた方がいいでしょうね。

日本にいて英語をやるのは、なかなか難しいですが、がんばってください。

日本にいて英国式の英語を学ぶには、BBCのサイトが最適です。

BBCのサイト http://news.bbc.co.uk/
この中の英語学習者用のページ http://www.bbc.co.uk/worldservice/learningenglish/
VOAのスペシャルイングリッシュは米国式英語です http://www.voanews.com/specialenglish/
ロサンジェルスのニューズ専門局KFWBのサイト http://www.kfwb.com/
http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20080303#p1